■製造国:ネパール
■サイズ(約):160mm×55mm
■重さ(約):110g
■材質:ヤクボーン
◎チベット仏教で使われる金剛杵(こんごうしょ)の中でも、最もエネルギーが強いとされる
九鈷杵(きゅうこしょ)をヒマラヤの「聖獣」ヤクの骨で加工し作られています。(動画でご覧いただけます)
◎日本では金剛杵(こんごうしょ)と呼ばれていますが、サンスクリット語でバジュラ、チベット語ではドルジェと呼ばれています。両端が分かれた数により呼び名が違います。ちなみに、わたしがカトマンズでよく行く法具問屋のチベット人の親父さんの名前も「ドルジェ」さんです。
◎金剛杵(こんごうしょ)は古代インドでは帝釈天(たいしゃくてん)の武器でしたが密教、仏教では煩悩(ぼんのう)を打ち砕き、仏の智慧の徳を表す法具になりました。
◎空海(弘法大師)が唐から持ち帰り、その煩悩(ぼんのう)を打ち砕き、降りかかる邪悪なものや困難を振り払うエネルギーを感じ取り、祈祷(きとう)のときには必ず手にしていました。(肖像画を参照してください)
◎その後、密教を極めた後醍醐(ごだいご)天皇も鎌倉幕府を倒すために金剛杵を手にして祈祷を行いました。その効があったのか鎌倉幕府は滅びました。(肖像画を参照してください)
◎ここにご紹介させて頂く金剛杵(こんごうしょ)は、先端が九つに分かれていて、金剛杵(こんごうしょ)の中でも九鈷杵(きゅうこしょ)と呼ばれています。九は陽数で最大の数を示し、金剛杵の中で最強の力があるとされています。先勝祈願や怨敵調伏を目的に使用されたとされています。
◎さらに材質は、高度3500m以上の山岳地域に生息するヤクの骨から作られています。ヤクは近年特にその生息数が減り絶滅が危惧されワシントン条約でも保護の対象になっています。
◎ヤクはその勇壮な姿もあり、日本でも徳川家康が好み江戸城にヤクの体毛を保管していました。明治維新時の薩摩、長州、土佐が江戸城を開城した際にはヤクの毛を運び出し、維新以降の指揮官クラスの軍帽などの装飾に使われました。
◎現代でも仏具の払子(ほっす)にはヤクの毛が、一部まだ使われています。
◎これらは、ヤクという動物自体には、敵を打ち負かし、邪悪を排する力があると信じられているためです。ヤクボーン、ヤクの骨で九鈷杵(きゅうこしょ)が作られているのはこうした理由によるものです。
◎ヤクの骨、ヤクボーンに限らず「ヤクの皮」「ヤクの毛」として流通しているものは実際には「水牛の骨」「水牛の皮」が大半を占めているという事実は、人々は、この本物のヤクが持つエネルギーを求めているという証拠でもあるでしょう。
◎ヤクの骨、ヤクボーンで作られた九鈷杵(きゅうこしょ)は、災いや厄除けに最適な仏具だといえます。
◎玄関やお部屋に置いて邪気を払うラッキーアイテムとしてご活用下さい。
◎また、瞑想時やヒーリングタイムにお使いいただくと精神浄化や精神安定効果が高くなるといわれています。
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■仏具です。丁寧にお取り扱いくださいませ。
■商品以外は写真撮影用の小物です。
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