<送料無料商品です>
■買い付け国:ラオス人民民主共和国
■素材:木(樹木名は不明です)
■金箔貼り付け(経年により大部分は剥がれ落ちています)
■経年変化によるひび割れ、劣化がございます。(写真をご参照下さい)
■サイズ(約):H・26cm×底角・7cm
■商品紹介動画
◎東南アジアにあるラオスは、中国やタイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの5か国に囲まれた内陸国で海は無く、国の大部分は山岳地帯です。
◎寺社や家屋の建築にはラオスヒノキやラオス松などが使われているようですが、ここでご紹介させて頂く木彫仏陀像の樹木名は不明です。
<赤線は店長のラオス入国ルートです>
◎同じ東南アジア諸国でも日本においてラオスの知名度が低いのは、観光地としてまだまだ発展途上ということが挙げられると思います。
◎ラオスは1953年にフランスから独立したばかりの比較的新しい国です。独立後も幾度となく内戦を繰り返しベトナム戦争にも巻き込まれた背景から、ラオスは世界でも貧しい国の一つとして数えられています。
◎国民の大多数は上座部仏教の仏教徒です。『上座部仏教』とは、スリランカや東南アジアに広がっており、出家や戒律を重んじ、自己鍛錬により、涅槃(煩悩を滅した状態)を達成することを目標とした仏教です。
◎そして、精霊信仰(アニミズム)の信者は仏教の教えも同時に信仰していますので、ラオスの人達は大変信心深い国民性だと言えるでしょう。
◎ここでご紹介させて頂く仏陀像は、市井(しせい)の一般の人により彫り上げられた仏陀像ではなく、経験を積んだ、いわゆる「仏師(芸術家)」の作だと思われます。それは人々からの依頼であったり、自己の修行の為であったかも知れません。詳細は不明です。
◎製作時に貼られた金箔、そして、仏様の眼と台座に貼られていた天然石は一部剥がれ落ちています。また、頭頂部の先端が欠損しています。
◎また、彫られた樹木も経年により劣化が進み、後年になり割れを防ぐために底部には樹脂系の接着剤で補修されています。
◎日本と同じ仏教であるとはいっても、日本は厳格な戒律にとらわれず大衆の救済を目指す大乗仏教であるのに対し、ラオスでは厳しい修行を経た者だけが救済されるという上座部仏教であるという点で、その性格は異なっています。
◎簡単に言うと「日本の大乗仏教よりも戒律的に厳しい仏教」だと言えます。