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■ネパールで綿布に精緻な手法で手描きされた肉筆マンダラです。
■手描きの曼荼羅絵の上から透明顔料を塗ったアンティーク仕上げです。
■軸装です。このまますぐにお飾り頂けます。
■サイズ(約):軸装外寸全高75cm×上辺50cm×底辺57、縁外寸・41cm×36cm、窓実画(約)高さ30cm×幅25cm
■軸装布:光沢のある濃紺に吉祥の刺繍、矩形部分は光沢のある僧衣金と緋色の2重
◎ここでご紹介する曼荼羅は「六道輪廻(Wheel of Life)」と呼ばれている曼荼羅絵です。手描きの曼荼羅絵の上から透明顔料を塗ったアンティーク仕上げですすから、経年変化したアンティークの雰囲気があります。
◎六道輪廻の原型はインドにあるとされています。六道(ろくどう・りくどう)とは人間たちが輪廻し、彷徨い続けると言われている六つの道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天)の事です。
◎人間である私たちの寿命が尽きて赴くところは、生前において私たちが為したカルマ(行為)、すなわち善行、悪行によって決まるという考え方です。
◎釈迦(ブッダ)はインド国境に近いネパールのルンビニの地で王家に生まれ、王子として育ちました。元来が優しい性格で考え深い性格でもあり、虫が鳥に捕らえられ、鳥が鷹に捕らえられたりする姿に生き物の無常を観じ、心を痛めたといいわれています。
◎王宮の外では、老人・病人・死者・修行者と出会い、人生は無常であり、何人も生・老・病・死の苦を免れない現実、宮廷生活は見せかけであり、一時の快楽に過ぎず、人間としての真実のあり方ではないと思い、全ての装飾品を身から外し、出家しました。
◎苦行では悟りは開けないと考えた釈迦は、やがて今のインドのブッダガヤの菩提樹(ぼだいじゅ)の木のたもとで悟りを開き、その後、六道輪廻という考えにたどり着きました。
◎お釈迦さま以前のインドにも輪廻思想はありましたが、それは天界と人間界と地獄の3つの世界を行き来する素朴な輪廻思想でしたが、お釈迦さまは「六道輪廻」を 説かれています。生命は、この6つの境界をグルグルと移り変わっていくといいます。
◎大罪を犯したり、悪事を重ねた人間は迷妄の生を送らなければならないという思想です。こうした輪廻を視覚的に表したこの「六道輪廻曼荼羅絵」を身近に置くことにより、常に自らを戒めることが出来ます。
◎また宗教的な意味合いを除き、神秘的でスピリチュアルな装飾としてもお使い頂けます。
◎曼陀羅、曼荼羅(まんだら、mandala)は古代インドが起源で、「曼荼羅、曼陀羅」と言う漢字は、サンスクリット語の音を文字にしたものです。
◎曼陀羅、曼荼羅(まんだら)は、仏教、特に密教における仏様の悟りの境地、世界観などを仏像、シンボル、あるいは文字や神々などで視覚的に表現したものです。
◎その表現様式により様々に分類されていますが、インドからネパール、チベットを経て日本に伝わる過程でそれぞれの国に独特の様式、解釈が加わり現在に至っています。
◎また、曼荼羅、曼陀羅絵を製作する過程も修行の一環とされ、現在でも儀式や祭礼を行う時には色砂を使った「砂曼陀羅」が製作されています。
◎最近では、写経と同じ境地に誘われる曼荼羅(曼陀羅)絵の模写も多くの人達がされているのは一般に知られるようになりました。
◎つまり絵そのものが仏教の経典と同等に扱われ、曼陀羅絵は視覚的にも精神的にもそれに関わる人たちに大きな影響を与えるとされているのです。
◎覆い布、テープ付です。もとは灯明などのススを防ぐための覆い布と布のあおり止め用のテープでしたが、今は、埃除けや、携行、移動の際に便利です。
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