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■ネパールで綿布に精緻な手法で手描きされた仏画です。
■ホワイトターラ菩薩（白多羅菩薩）画
■サイズ(約）：原画（約）高さ６２ｃｍ×幅４４ｃｍ
■額はついていません。お気に入りの額に入れてお飾り下さい（額入りの掲載写真ははめ込み合成です）

◎肉筆で描かれたホワイトターラ菩薩（白多羅菩薩）の仏画です。ホワイトターラ菩薩の仏画の多くは蓮の上に座って右手を与願印にし、左手では蓮の花を持っている姿で描かれることがほとんどですが、ここでご紹介するホワイトターラ菩薩はまるで蓮の花から生まれたかのように立像として描かれています。

◎観音菩薩が「自分がいくら修行しても、衆生は苦しみから逃れられない」と悲しんで右の眼から流した涙から白ターラー菩薩が生まれ、左目の涙からは緑ターラーが生まれたと言われています。

◎「ターラー」は、仏教で信仰される女性の尊格です。弁財天や吉祥天など仏教に帰依する女性の姿の菩薩、天は、ターラー菩薩が化身したものとされほど、女性の神様、仏様のオリジナルだともいえます。

◎ホワイトターラ菩薩の特徴である白い身体を妖艶にしならせ、纏う衣も風に靡くように流れています。

◎また、全ての願いを聞き入れるためにホワイトターラ（白多羅菩薩）の額には第三の眼、両手両足にも眼があるとされ、それらの眼も緻密に描かれています。

◎ホワイトターラ菩薩には多くのご利益があるとされていますが、代表的なものとして１）病気平癒　２）延命長寿など息災法関係に効験があり、３）子宝祈願も聞き入れてくれるとされています。

◎チベットの人々が中国の弾圧から逃れるためにヒマラヤ山脈を越えネパールやインドに逃れています。それは観音様の生まれ変わりであるダライ・ラマさんのもとを目指しているからです。チベット仏教の信者に好きな仏様を尋ねると、その中には必ず「ホワイトターラ菩薩（白多羅菩薩）」が入っています。

◎曼陀羅、曼荼羅（まんだら、mandala）は古代インドが起源で、「曼荼羅、曼陀羅」と言う漢字は、サンスクリット語の音を文字にしたものです。

◎曼陀羅、曼荼羅（まんだら）は、仏教、特に密教における仏様の悟りの境地、世界観などを仏像、シンボル、あるいは文字や神々などで視覚的に表現したものです。

◎その表現様式により様々に分類されていますが、インドからネパール、チベットを経て日本に伝わる過程でそれぞれの国に独特の様式、解釈が加わり現在に至っています。

◎つまり絵そのものが仏教の経典と同等に扱われ、曼陀羅絵は視覚的にも精神的にもそれに関わる人たちに大きな影響を与えるとされているのです。

◎曼荼羅絵が、仏教の中で最高ランクの仏様の教えを視覚的に人々に伝える目的に対して、人々は「悟りを開くために修行中」でより人間に近い観音様を目にし祈ることで現実に抱えている悩みや苦しみからの解放、そして希望を現実に近づけることが出来るのです。

◎上述しましたように「観音様」はさまざまな立場の人を救済するため自由自在に変化し「聖観音」「如意輪観音」「馬頭観音」と言うように様に姿も変わっています。ここでご紹介する「白多羅菩薩」もその観音様のひとつです。

◎いわば、観音様は人々を救済するための実働部隊だともいえると思います。

◎ダライ・ラマ１４世は観音様の生まれ変わりだと信じられています。ダライ・ラマさんが人々から圧倒的に尊敬、信頼され、人気が高いのも、こうした「人々を救済出来る」力を備えていると信じられているからでしょう。

◎お買い得価格です。この機会にぜひ精緻な技法で描かれたホワイトターラ菩薩（白多羅菩薩）の曼荼羅仏画をお買い求めくださいませ。また、この機会にホワイトターラ菩薩仏画のコレクションにもここでご紹介するホワイトターラ菩薩の立像画をお加え下さいませ。

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