■コカムバター
■材料:コカムツリーの果実
■採取地:インドゴア地方
■重さ:(約)50g前後
■形状:写真をご参照下さい
◎ヒンズー語で「コカム」と呼ばれている熱帯常緑樹の果実から作られたバターです。(学名:Garcinia Indica)
◎コカムツリーは4月から5月にかけての暑い時期にその実が熟します。その実は、甘味と酸味が混じり合ったような味で、現地では料理の味付けや医薬品として使われています。
◎汁や乾燥させた皮はカレー料理やチャパティに、つまり毎食薬味として使われています。
◎また、果実は駆虫剤、胆汁排出促進剤、消毒剤、心臓の強壮剤、腫瘍の治療用に効果があるとされ使われています。
◎ここでご紹介させて頂くのは、この「コカム」の実から作った「コカムバター」です。
◎特筆すべきは、この「コカムバター」の肌への保湿剤としての肌回復効果です。
◎かかと、ひじ、ひざ、唇のカサカサひび割れ、しもやけ等、乾燥した部分や、乾燥によるお肌のトラブルに塗り込むと、しっとり、柔らかな肌へ戻ります。
◎コカムバターは天然のワックスです。大地から生まれたリップクリーム、フェイスオイル、スキンオイルです。いわば天然のニベアクリームのようなものでしょうか。
◎店長は冬場は乾燥肌になり足や腕、背中に湿疹が出来、かゆくてたまらないので掻いてしまいます。その結果、益々ひどくなってしまうのですが、「コカムバター」を塗るとスベスベしっとりになります。最初は少しべとつき感がありますがしばらくすると皮膚と一体になる感じです。
◎コカムバターはそのままでは硬い感じですが、体温程度で溶けますので、コカムバターを塗る部分に当て、直接塗り込み、店長は手のひらで塗り広げ皮膚と馴染ませます。手のひらについたコカムバターは腕や手の甲、顔でぬぐいます。
◎ひげそり後の肌荒れ防止にもピッタリです。
■その他のコカムバターを使った方の実際の感想はこちら
<使い方>
(料理に)
◎「コカムバター」は38℃〜49℃で溶けますので適量を鍋などで溶かし、カレーにたらしたりチャパティやパンなどに塗って下さい。味も風味が増しますが消化剤としての効果も期待できます。
(保湿剤、肌軟化剤として)
◎「コカムバター」は38℃〜40℃で溶けますのでこのまま直接唇やかかと、ひじ、ひざ等、カサカサしたお肌のトラブル部分に当てていますと溶け始めます。
そのまま直接塗りこんで下さい。気温が低く溶けにくい場合は火であぶるとすぐに溶け始めます。お風呂上りなどに塗り込むと効果的です。
■ここでご紹介させて頂いた「コカムバター」の効果、効用などはインド現地で生活に密着した経験から捉えたもので、日本国内で法律的に認可されたものではございませんので予めご承知下さいませ。
■お肌に使用後異常が感じられた場合には使用をお止め下さいませ。
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