■ネパール・ジュムラ地方の台所椅子
■作製国:ネパール
■材質:硬木
■サイズ:(約)25cm×38cm×H6cm
■表面板圧:(約)2cm
◎ネパールの西北部ジュムラ地方の木製台所椅子です。
◎イスとテーブル生活が普通の現在のわたし達には「イス」には見えませんが、考えてみると世界中にはイスとテーブル生活には無縁の生活を送っている国民や民族はたくさんいます。
◎日本人だって少し前までは椅子とは無縁の生活が一般的だったし、今でも座って食事する場や機会は普通にあります。
◎料理する時には立って料理するイメージが強いですが、それは流し「台」と水道設備のイメージから連想しているだけかもしれません。
◎ネパールの田舎では「台」所の流し「台」はなく蛇口も付いていないのでお母さんは当然床に座って食事(カレー)の調理、煮炊きをします。
◎最近では食べる時だけはイスとテーブルを使う家庭も増えて来ているようですが、床に座って食事するのが一般的です。都会でも食べる時は床に座って食べる習慣が残っています。
◎ネパールの民族は50以上あり、これにさらにカースト制度があるのでちょっとやそっとでは理解するのは難しいです。
◎有名な民族ではヒマラヤ登山には欠かせないシェルパ族、勇猛果敢で知られるグルカ兵のグルン族などでしょぅ。
◎顔立ちも様々で、肌の色も黒から白まであります。典型的な日本人顔だと思っていた店長もネパール人に間違われたことも何度かあります。
◎ここでご紹介する「台所椅子」は、ネパールの西北部のジュムラの人達が使っている「椅子」です。
◎調理する時に床にじかに座るのではなく、表面にその地域の風物を浮かし彫りにした「まな板状」の木製台です。
◎模様もその地域の風物や習慣、言い伝えなどが素朴なタッチで刻まれています。
◎この地域の人々は伝統的に木彫品を生活に取り入れています。扉だったり、
出入り口に飾る「魔除け」の彫像など。
◎ここでご紹介する「台所椅子」も座ってしまえば見えなくなるので、わざわざ手間をかけて模様を彫らなくてもよさそうなものですが、そうしたことにこの地方の人々の心の豊かさを感じます。
◎壁飾りやテーブルの中央に置くなど、エスニック色豊かなオブジェ、飾りとしてお使い下さい。
◎また、実際にロウソク跡が残っているものもありますのでキャンドル台として使われた形跡もあります。
◎脚をつけたりして独特のオリジナルチェアーをお作りになってはいかがでしょうか。もちろんこのまま椅子としてもご利用頂けます。
■こちらの商品は手作りでございます。木そのものも工業製品のように精度は高くありません。差し障りのない程度のひび割れ、隙間がございます。これらを全て含めて素朴な手作り製品の特徴としてご理解下さいませ。
■木製品であることをご理解頂きお使い下さいませ。
◎標準送料は525円でございます。標準送料が、税込みで5,000円以上は送料無料でございます。