■製造国:ネパール
■サイズ(約):20cm×5cm
■重さ(約):930g
■材質:真鍮
◎チベット仏教で使われる金剛杵(こんごうしょ)です。
◎日本では金剛杵(こんごうしょ)と呼ばれていますが、サンスクリット語でバジュラ、チベット語ではドルジェと呼ばれています。両端が分かれた数により呼び名が違います。ちなみに、わたしがカトマンズでよく行く法具問屋のチベット人の親父さんの名前も「ドルジェ」さんです。
◎金剛杵(こんごうしょ)は古代インドでは帝釈天(たいしゃくてん)の武器でしたが密教、仏教では煩悩(ぼんのう)を打ち砕き、仏の智慧の徳を表す法具になりました。
◎空海(弘法大師)が唐から持ち帰り、その煩悩(ぼんのう)を打ち砕き、降りかかる邪悪なものや困難を振り払うエネルギーを感じ取り、祈祷(きとう)のときには必ず手にしていました。(肖像画を参照してください)
◎その後、密教を極めた後醍醐(ごだいご)天皇も鎌倉幕府を倒すために金剛杵を手にして祈祷を行いました。その効があったのか鎌倉幕府は滅びました。(肖像画を参照してください)
◎ここにご紹介させて頂く「金剛杵(こんごうしょ)」は、「金剛杵」が交差した形になっていて、「金剛杵」の中でも、「十字羯磨(かつま)」、「十字金剛杵(こんごうしょ)」、「交差金剛杵(こうさこんごうしょ)」等と呼ばれています。日本で見られる「十字羯磨(かつま)」、「交差金剛杵」は通常、先端部分が3つに分かれた「三鈷杵(さんこしょ)」ですが、これは「九鈷杵(きゅうこしょ)」が十字に交差した形になっている珍しい金剛杵です。九は陽数で最大の数を示し、金剛杵の中で最強の力があるとされています。その九鈷杵が交差しているわけですから中央部分には強力なエネルギーが発生すると思われます。
◎「十字羯磨(かつま)」、「交差金剛杵」の交差した強力エネルギーを発する部分にアクセサリー、水晶などを置くと周囲に巨大なエネルギーが発生するのではないでしょうか。
◎「十字羯磨(かつま)」、「交差金剛杵」は願い事成就、浄化や災いや厄除けに最適な仏具だといえます。
◎また、瞑想時やヒーリングタイムお部屋に置いていただくと精神浄化や精神安定効果が高くなるといわれています。実際、密教僧は修行の際に部屋に置いているということです。
■最近では中が空洞で張り合わせの真鍮製品が出回っています。お手に取られる機会がございましたらご確認されることをお勧めいたします。大きな鈷杵や置物など、見た目に比べて軽いものは中空の張り合わせの場合が多いです。イトウ・ショウジ取り扱い真鍮製品は張り合わせではございませんので安心してお買い求めくださいませ。
■写真撮影時の状況やご覧頂いているモニターにより実際の質感や色合いには差異があることを予めご了承くださいませ。
■仏具です。丁寧にお取り扱いくださいませ。
■商品以外は写真撮影用の小物です。
■ヒマラヤ水晶金剛杵はこちらです。
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