■無患子(むくろじ)の数珠玉(13mm前後〜16mm前後、厚:13mm前後)で作られたブレスレット
■適応手首回り(約):18cm位まで
■使用無患子産出国:ネパール
◎お釈迦様が門徒が煩悩を抱え、その煩悩を消したいと思うなら、また、業苦を滅し去ろうと欲するなら、最初に、無患子(ムクロジ)の実で数珠を作るように勧めました。
◎今では数珠玉の代表的なものは菩提樹になっていますが、そのオリジナルはここでご紹介する無患子(むくろじ)です。
◎無患子(むくろじ)は、インドやネパールに自生していますが、日本でも神社やお寺の境内などでよく見かけます。和名では「延命皮」とも書き表わします。
◎一方、ネパールで「リタ」と呼ばれ、洗剤としても使われている木の実です。今では街では化学洗剤が主流で、若いネパール人は「リタ」という名前も知らないほどですが、田舎、山間部では今も洗剤として、食器洗い、食材洗い、洗濯、お風呂の石けんとして使われています。英名では「ソープナッツ(soapnuts)」、「ソープベリィ(soapberry)」と呼ばれ文字通り「石けんの実」です。
◎これからも分かるように、ソープナッツ(リタ、ムクロジ)は、強壮、止血、消炎効果の高い漢方薬としても使われています。
◎また、ムクロジ(無患子)、延命皮とも呼ばれることからも分かるように、バクテリアを除去する能力に優れているのでお洗濯や食器洗いはもちろん、果物や野菜などの食材洗いに、床、壁、お風呂、トイレなど家中を洗うことが出来ます。
◎インドでは古来よりアーユルヴェーダの施術のひとつである「シロラーダ」(額にオイルを垂らす療法)の後に洗髪にこの「ソープナッツ(リタ、ムクロジ)」を使っています。オイルを取り除くには最適なシャンプーなのです。
◎除菌効果も高くボディーシャンプーとしても使うことが出来ます。
◎このように、石けんや洗剤、シャンプーとして使うのは実(皮)の部分で、ここでご紹介させて頂く無患子(むくろじ)ブレスレットは中に入っている種を数珠玉として使ったものです。
◎仏教で使う数珠は様々な材料で作られていますが、お釈迦様が無患子(ムクロジ)の種で作った数珠を最初に身につけるよう門徒に勧めたのも上述しましたような効果によるものかむしれません。
◎日本のお正月の羽根突きの羽根についている黒くて硬いものはこのムクロジの種です。羽根突きが縁起がいいといわれるのは、羽根が疫病を蔓延させる蚊を食べるトンボに似ているところから来ています。疫病から子供たちを守るので「無患子(ムクロジ)」と言う文字が使われたのです。
◎インドやネパールでは無患子(むくろじ)を「リシビーズ」と呼んでいます。
◎「リシ」とはサンスクリット語で神々をも超越する能力を備えた超人のことです。そのためヒンズー僧やヒンズー教徒は好んでこの「ソープナッツ(リタ、ムクロジ)」の種(リシ)で作った数珠を身につけています。
■無患子(むくろじ)、リシビーズのみはこちらから
■ネパール産の天然無患子のを使ったブレスレットです。サイズや形状には個体差がございますことを予めご了承くださいませ。
■掲載写真の無患子ブレスレット、リシビースブレスレットは無作為に選んだものです。実際にお送りさせて頂く無患子ブレスレットとは微細な点において差異がございますことをご了承下さいませ。