■タルチョ(ルンタ)
■製造国:ネパール
■材質:化繊(ガーゼ生地)
■サイズ:1枚(約)横26cm×縦15cmが21枚、L・(約)5、5m
◎チベット文化圏ではどこでも見かける五色旗です。青、白、赤、緑、黄でそれぞれ空、雲、火、水、大地を表し、表面には経文が描かれています。中央には風と速さの象徴として馬が描かれ、四方には龍、獅子、麒麟、鳳凰が描かれています。
◎ネパールはヒンズー教の国ですが、チベット仏教と共存し、街には多くのチベット仏塔が見られ、家屋や宿の上にはこのタルチョ(ルンタ)が風にはためいています。
◎特にチベット人の住んでいる家の屋根の上や、チベット文化が色濃い地域の山頂、そして仏塔、橋、峠などには必ず風にはためくタルチョ(ルンタ)があります。
◎タルチョ(ルンタ)には悪霊や災いを祓(はら)い清め、四方に平和と幸が広まるようにという願いが込められています。
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◎タルチョ(ルンタ)が風に舞うごとに、生命力を高め、幸と健康を願うお経が唱えられるといわれています。
◎日本の神社に奉納される絵馬の起源はここにあるのかもしれません。
◎日本の鯉のぼりの竿の先の吹流しの起源です。
■生地はガーゼ生地で四方はほつれ止め加工がされていません。製造状況をご理解下さいませ。
■タルチョとルンタは厳密には区別されているようですがここでは大きな捉え方で説明しています。