■製造国:ネパール
■材質:数珠玉:水牛の骨
■数珠玉の径(約):10mm(手加工のため個体差があります。写真をご参照下さいませ。商品以外は写真撮影の小物です)
■環にしたときの直径(約):25cm
■主珠(おもだま数):108個
◎ネパールの水牛の骨で作られた数珠の珠の一つひとつにに梵字を手書きした念珠(数珠)です。
◎ネパール現地ではヤクの骨の数珠珠を繋いで作れたとして販売されていますが、実際には市場に出回っている商品のほとんどは現地で「バッファロー」と呼ぶ水牛の骨で作られています。
◎念珠(数珠)は、お釈迦様の誕生以前からあったとされていますが、現在、仏具、法具として広く使われるようになったのは、お釈迦様が「百八個の珠で環を作り念仏を唱えると心身の乱れがなくなる」とおっしゃったところから始まっています。
◎仏教は、インドからチベット、中国、朝鮮半島に伝わり、日本へは仏教と共に伝わりました。現在では、その仏教はいくつかの宗派に別れ、それと共に、念珠の形にも違いが発生しました。
◎でも、珠数が百八個が基本です。これは、よく知られているように、人間は108の煩悩(ぼんのう)、つまり108の欲望と執着があるとされることによるものです。
◎一つひとつの数珠玉を繰りながらお経を唱えると、その煩悩を断ち切ることが出来ます。
◎人間は、日々、欲望と執着に包まれて生活していますから、念珠を繰りながらお経を唱えることで心身の乱れをなくし安らかな日々を送ることが出来るのです。
◎わたしがカトマンズでよく行く店のチベット人オーナーは信心深く、時間があると、店の前で数珠を繰りながら「オムマニペメホム」とお経を唱え、わたしが行くと必ず、「お前も一緒に唱えよう」と促されます。わたしが煩悩の塊りにでも見えるのでしょう。
◎普段も首から下げたり、手首に巻いてブレスレットとしてもお使い頂けます。常に身につけることによりお守りとしての効果もありますので、個性的なファッションアイテムのひとつとしてもお使い下さい。
■ここでご紹介する念珠は、一個一個の数珠玉は手加工のため大きさに相違があります。また、工業製品ではございませんので数珠玉には骨特有の形状がございますことを予めご了承下さいませ。
■写真撮影の状況やご覧頂いている状況により、実際の商品と掲載写真には光沢や質感などに若干の相違がございます。