■伐採加工国:ネパール
■重さ:(約)171g
■サイズ:(約)外寸・22cm(その他写真をご参照下さい)
◎国連が「20世紀最高の贈り物」と讃え、世界保健機構(WHO)が「21世紀のための木」と高い期待を寄せるニーム(NEEM)の原木です。
◎20世紀半ば、スーダンでイナゴの大群が発生し大地の木や植物の葉をことごとく食べてしまいましたが、ニームだけは被害を免れていることにドイツの昆虫学者が注目してニームの研究を始めました。
◎その後、現在でもニームの効用や研究が続けられ、将来は地球を救う植物になると期待が寄せられています。
◎でも、数千年前のインダス文明から人々は経験からニームの木は人間の生活に極めて役立つ植物であることを知っていました。
◎成木は害虫を寄せ付けない忌避効果があり、木陰作りのためもあって人々は玄関先にニームの木を植えています。その効果のために「災い避け」の効果もあるとされています。わたしのネパール人の知り合いの家にも植えています。
◎また、インドでは高い害虫忌避効果があるため、畑の周りに植えられ、街路樹としても効果を発揮しています。
◎強い殺菌効果もあるため木や葉、抽出液を病気の予防、治癒のためにも使われています。ネパールでも水にニームの木を漬けてにじみ出た液を胃薬代わりに、そして病後の体力回復に飲むことは一般家庭の常識となっています。
◎実際、アフリカでニームでマラリアを治癒したという記録もあるようです。
◎ガンジーもニームの葉から作ったお茶を愛飲していました。
◎よく目にするのは、テレビなどで人々がニームの枝の先をブラシ状にして歯を磨く姿です。それはニームが高い殺菌効果を持っているため、ニームの枝で歯を磨くと虫歯になりにくいことを祖先からの教えとして守り、その効果も知っているからです。また、爪楊枝としても生活には欠かせない用具になっています。
◎枝を持ち歩くことで、ヘビ避けや虫除けにも活用されているようです。
◎このように、ニームは古代から、人々の間では「村の薬屋さん」として家庭には浸透していました。ニームの木には無益な部分が全くないともいえます。
◎ニームはサンスクリットの経典にも記載され、ヒンズーの女神シータラーのはニームの木に住み、天然痘を司っていると信じられています。
◎ニームの原産地はインド、ミャンマーとされ植物学的にはマホガニーの仲間とされています。一般的には「栴檀(センダン)」と言われていますが、植物学的には違う系統です。
■ネパールでのこの原木の使い方
原木をそのまま、または適当な大きさにカットして水に漬けて一日置き、にじみ出た液を飲用しています。水に漬けてにじみ出る液は苦い味がします。樹皮部分の滲み液には高い殺菌効果があると言われていますので樹皮は剥がさずにそのまま漬けます。その後、水を継ぎ足してニームの木はそのまま引き続き使っています。
■写真撮影の状況やご覧頂いている状況により実際の商品と若干の差異がございますことを予めご了承下さいませ。
■買い付けた原木そのままです。洗浄はしていません。予めご理解下さいませ。
■効能についての記述や方法は医学的効用ではなく民間伝承や習慣によるものであることをご理解下さいませ。
◎この商品一点のみのお買い上げの場合、定形外郵便で390円でお送りできます。(振り込み手数料、代引き手数料などが発生する場合は恐れ入りますがご負担下さいませ)